可愛い猫ちゃんの絵画【ペット画制作日記】

ペットの絵・肖像画
日本画技法 ×  ペットアート

ペットの絵を描く人は多いです

しかし、プロの日本画の技術をペットの肖像画に活かせる作家はほとんどいません

日本画技法で描かれた完全一点物のペット肖像画が手に入るのはPETARTだけ

 

たまこのペット画制作日記 今回のモデルはスナちゃん

今回描かせてもらうスナちゃん。
おなかの模様が砂の様だからスナちゃんと名付けられました。
なんとも愛らしい・・・

今回3枚同時に描いていくのですが写真のアングルによってスナちゃんの全身のバランスが違う、実物は小顔の可愛い猫なのです。
確かに毛並みと言うか模様が砂の様になっていて、細かい毛で白、ベージュ、黒に近いものが混ざっている。

先の利く筆で描かなくてはと、一番細い面相筆を用意しました。

たまこ
たまこ

ぬ?メンソウ筆??」と思ったそこのあなた。
最後に日本画豆知識コーナを作っているのであとでチェックしてみて下さいな。

墨入れから着彩

パネルにスナちゃんを描き起こし墨入れをした後、写真を眺めてスナちゃんの色を探します。
大まかに色を入れた後ひたすら毛を描きこむ。我を忘れる楽しい時間です

きれいな線を描くために

ペットの絵で大切な細くてきれいな線を描くには、なんと言ってもいい筆暖かいお部屋
何故かというと、水干絵具を溶く膠はゼラチンなので、寒い部屋では筆先が固まってしまうのです。墨や絵の具のゼリーになってしまうと描けたものではありません・・・
だからいつもぬくぬくと絵を描いています^^

墨入れをして少し着彩が進んで来るとこんな感じになってきます

着彩途中のスナちゃんたち

今回はスナちゃん3パターンの絵だったので3枚並行して描いたのですが、1枚描いている間、残りの2枚の視線を感じるのです。

たまこ
たまこ

下塗りの段階でなかなかの目力ですわ、存在感がね。

白地の絵は普通に壁などに掛け、藍色の背景の絵はクローゼットやベットの脇、水玉の背景の絵は本棚の本に紛れて置くと、あちこちにスナちゃんの気配があって面白いだろうなぁ。などと考えていました。

本物のスナちゃんと混ざって スナちゃん分身の術!!

たまこの日本画豆知識

今回の日記で出てきた日本画の専門用語・道具などをちょこっと解説

たまこ
たまこ

これを知ると日本画がもっと楽しくなる!

面相筆(めんそうふで)
線描き用の細筆。細かい部分の色塗りや、動物の毛などに適しています。
日本画は線で描き起こすので、人物にもよく使われます。人の顔を描くとこから「面相筆」と名付けられたのだとか。

墨入れ(すみいれ)
下絵を描いたら、墨で描き起こします。その後色付けしていきます。

水干絵具(すいひえのぐ)
天然の土や、胡粉(ごふん:貝を粉にしたもの)に染料で染め付けたものです。粒子が細かく膠(にかわ)液で溶いて使います。発色がとても綺麗で長持ち。なんと半永久的に絵具が色あせないと言われています(室内の場合)。

(にかわ)
主成分はゼラチンです。牛などの皮、骨,腱などからとれる。水干絵具を定着させるもの。
日本画で使用する絵具にはそれ自体に粘着力がありません。なので膠を使って絵具を支持体にくっつけているのです。

今後も制作日記で日本画の豆知識を紹介していきますので是非みに来て下さいね。

たまこ
たまこ

あー、楽しかった。また来てね!