【超絶技巧のイラストレーター】ジェシー・ウィルコックス・スミスさんを模写してみよう

イラストの時間だぜ?

 

今日も楽しいお絵描きのお時間がやってきたぞ

コピックでイラストを描いて日ごろの疲れを吹き飛ばすんだ

 

これまでは酒井駒子さんを参考にイラストの練習をしてきました(2回だけだけど)

 

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今回はもう一方、僕の好きなイラストレーターさんを紹介し、例によってイラストメイキングを載せていきたいと思います。

 

僕の尊敬するイラストレーターさん

どん!

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(僕が持っているイラスト本)

その名もジェシー・ウィルコックス・スミスさん(以下ジェシーさん)

英語表記は Jessie willcox smith 

 

めっちゃ上手い!こういうイラストが描きたかったんだよ!!!

 

最近知ったイラストレーターさんで一番好きな方です

といってももうご存命ではなく19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍された方でアメリカでは超人気のイラストレーターだったらしい

 

子どものイラストを沢山描いておらてどれもこれも超うまい。

 

第一印象は

「デッサンが凄いしっかりしている!惚れ惚れするぜ!」 

 

やっぱり僕はまずデッサンに反応するんだな・・・

写実的だけれども写真とは全然違う雰囲気のある画風で、子供が見せる一瞬の表情を見事に描いておられる。まさに僕の理想とするイラストなのだ。

 

ジェシーさんについて

 

ここでちょっとジェシーさんについて超簡単にご紹介

 

★★★★★★★

アメリカのペンシルベニア州でお生まれになり、地元の美術アカデミーを1888年に卒業

雑誌「レディース・ホーム・ジャーナル」の制作部で5年間働き、その後も「センチュリー・マガジン」「コリアーズ・ウィークリー」「ハーパーズ・マガジン」「スクリブナーズ」などで雑誌の記事に挿絵としてイラストレーションを描く。

19~20世紀アメリカの書籍や雑誌に多大な貢献をされたのでした。

wikipededia参照

★★★★★★★

 

雑誌立ち読みしててこんなイラストが挿絵で載ってたら確実に衝動買いしちまうわ.

 

まさに天職だったんだなー。まことに羨ましい

 

模写でデッサンの修業をしたように、ジェシーさんを真似てイラストも練習してみよう

 

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ジェシーさん参考のイラストメイキング

 

では今日もイラストを描いていこう

サラリーマンで時間がないのでタイムリミットは60分間だ

 

ではれっつらごー!

 

①鉛筆で線画を描く 

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月明りに照らされながら、窓の外を眺めて黄昏る少年を描きます。

背景は時間がないので省略し、少年を描くことに全力投球だ

 

あまり時間をかけずさらっと描かなくてはいけない工程だけど、一番大切なとこ。

設計図の部分だもんね

 

3年前の自分ならここだけで1時間かかっていたんだろうな。

先にデッサン練習しといてよかった、、、って毎回線画を描くと思う

 

②黒ペン(pigma)で輪郭を強くする

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pigmaの一番細い黒ペン(005)を使って輪郭をはっきりさせる

「大人の塗り絵」を自作するイメージだ

ここまではなんかいい感じに進んでいると思う。(大体10分未満)

 

③ コピックでベースになる色を置いていく

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コピックはまだ僕にとって未知の生物だ。

薄い色を慎重に慎重に紙に載せていく。

 

でも靴ぐらいは少し濃い色を使ってもいいか。

うん、悪くないぞ。

 

④ここで色鉛筆にチェンジ

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まだ細かいところをコピックで塗る技術が無いのでここで色鉛筆にチェンジする

服の繊維の質感を少しずつ少しずつ描き加えていく

 

⑤ 色鉛筆で色々模索しながら描いていく

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服の色を濃くしたら、顔の肌色が浮いてしまったので影を塗っていこう

唇をピンクで塗ったらお化粧に失敗した少年みたくなってしまった(笑)

肌の色を調整してごまかすしかないな

 

影を描くのに黒を使わないぞ!」と以前誓ったので何色で陰影を表現するか考える

 

月明りが生み出す影はどんな色だろう??

結局「ピンク」と「紫」を重ねて徐々に顔の影を描いていった。

 

⑥すこし色鉛筆で迷子になる

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服を少し色鉛筆で塗りすぎてしまった。汚れちゃったなーと後悔

いつもどこまで色を重ねるかで迷ってしまう。

 

制限時間も残りわずかだ

頭部が全体的に淡すぎるからもう少し塗っておこう

 

⑦髪の毛塗って終わり

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クセっ毛のごわごわな感じが上手く描けたんじゃないか??

と思ったあたりでタイムアップ

 

終了-----!

 

やっぱり一時間だと物足りない感じがするけど、良質転化を信じて沢山描いていこう。

 

今はコピック「3」の色鉛筆「7」ぐらいの割合で描いているけど、ゆくゆくはこの比率を逆転させていきたい。

 

少しむらになっちゃった箇所を、色鉛筆で少し均すぐらいがいいなー

 

酒井駒子さんの絵本はまだ持っていないけど、ジェシーさんのイラスト集はゲットしたので今後も沢山描かせてもらおうと思う。頑張ればきっと今よりも魅力的な子供が描けるようになるんじゃないかな

 

 

ちなみに初イラストの記事がこちらです

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デッサン記事も書いてまーす

 

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 ではまた次回

 

 

ちゃんちゃん

 

 

 

【光と影の魔術師】模写を通してレンブラントの魔法を味わおう

 レンブラント~光と影の魔術師~

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尊敬するレンブラントさん

出典:wikipedia

 

レンブラントの自画像を模写! 

 

さぁ、デッサンのお時間だ!

 

今日はレンブラントの肖像画を描かせて頂こうと思ふ

レンブラントの絵は過去に何度か模写させて頂いたことがあるので先に振り返ってみよう。どんな絵だったっけ

 

これまでに模写してきたレンブラントの絵

 

たしか一番最初がこの絵で(もとは版画だったはず)

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次にこの自画像で

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最後にこれ

今のところ僕一番の自信作f:id:atuohs03:20180723003502j:plain

銅版画を鉛筆で模写させてもらったのだ

これ描いている時は10分と10時間の違いが分からないくらいに没頭できて本当に幸せな時間だった。

 

僕にとってこのデッサンは特別なものになったのでした

 

この記事で少し触れてます

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レンブラントってどんな人?

 

レンブラントはバロック期を代表するオランダの大画家で僕にとっては神様みたいな人です。

油絵に限らず、銅版画やデッサンでも数多くのの美しい作品を残しており、特に明暗を明確にする技法に長けていたので「光と影の魔術師」と呼ばれていた(そして今もそう呼ばれている。かっこよすぎるぜ・・・)

 

ちなみに代表作はこの「夜警」という作品だ

レンブラントの代表作「夜警」

出典:Wikipedia

 

レンブラントが生まれる少し前までオランダはスペインに支配されていたのですが、当時の人々はスペインが行うカトリック政策に強く反発します。

1579年に独立運動が始まり、1609年には事実上の独立を果たして自由を得たのでした。

 

ちょうどオランダが解放されたころにレンブラントは生まれたのだった。

 

独立後、オランダは貿易を通して瞬く間に発展。国民の所得は潤っていき、ぞくぞくと出現してきた富裕層階級の人々が画家の依頼主になっていきました。

やはり衣食住がしっかりしていたないと文化の花は開かないんだな。

 

このころのオランダでは一般家庭でも絵画の売買が日常的に行われていたというから驚きです(いいなぁ)

 

そうして民衆全体がいわばパトロン的役割をはたすことによって、当時のオランダ美術は飛躍的に発展していったのです。そしてその代表格がレンブラントだったというわけだ(晩年は浪費壁で困窮していたようですが・・・)。

 

デッサンのメイキング

 

これまで描いてきたレンブラントの自画像は老年期のものが多かったので今回はもう少し若いころの肖像画を描いてみよう

 

 

では、さっそくはじめようか。

  

 

 

おそるおそる鉛筆で形をとっていく

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 おっ!!いい感じかもしれない!

ちゃんと人間の顔として認識ができるぞ

 

次に慎重に薄---く影をぬっていく

少し影をつけないと、目鼻口の位置が正しいか判断できないのだ

 

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 うん、悪くない

目を強調しているのでかわいい顔になっているが、これは後でいくらでも修正がきくのでここでは気にしない。

 

それにしてもレンブラントの絵は細かくて模写すると本当に驚かされる。彼はどんな目を持っていたんだろう。

 

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少し濃いえんぴつにバトンタッチして塗っていく

目を強く描く時はやはり緊張してしまう

かなり順調に進んでいるぞ! がんばれその調子だ俺!!

 

髪の毛と帽子も塗っていこうか

 

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全体に黒を載せていく

(今思うと今回のデッサンではこの段階が一番よかったかもしれない・・・)

 

黒いアフロヘアに黒いハットを載せているから頭のシルエットが北海道みたいだ(僕の地元)

 

ここまでははちゃんとした模写として進めていたと思う。

 

ここまでは・・・。 

 

 

この辺で少し「脚色したいな」っていう欲がでてきたのだ。

 

背景を思いっきり暗くして明暗をはっきりさせたい。

 

俺も「光と影の魔術師」としてデビューしたい!(←)

 

こんな声が内から響いてくる。こうなるともう誰にも俺を止められない

 

俺ならできる

 

 

そして

勢いに任せて背景を思いっきり暗くする

 

 

どん

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NOーーーーーーー!!!!

 

・・・・・塗らなきゃよかった(涙)

せっかくいい顔になっていたのに!

 

これでは光と影のペテン師だ

やはり壊してしまった感は否めない。巨大アフロにしか見えないじゃないか

(のだめカンタービレにこういうキャラいましたよね)

この際明るいのは顔だけにして、さらに全体的にトーンダウンしてしまおう

 

(追記)

描き終わったときは正直かなりショックを受けていたのですが、描いて2日経った今見返すと、「そんなに悪くないんじゃないか??」と感じております。むしろ結構いいデッサンなんじゃないかと思っているほどです

 時間をおいて描いた絵を眺めると全然絵が違ってみえるので驚きます

ただ、ここでは描いているときのリアルな心の声を記録していこうと思い、修正せずにありのままに書きました。

 

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この辺で取り付く島がなくなって終了

顔の表情自体はそんなに悪くないと思う。

(この自画像デカルトっていう哲学者に似ている気がするんですがどうですかね?)

 

今見るとまだ手をつけれるとこは沢山ある気もするけどまた日をおいて違う肖像画を模写させてもらおうと思う。

 

なんせレンブラントは大量の自画像を残したことでも有名なのだ

この際すべて模写してやろうか。いや、させて頂こうか、と思う。

 

(模写の記事です↓)

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他にもデッサン記事あります^^

 

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終わりに

 

デッサンの最中はかなり主観的になっているため、なかなか自分の描いている絵を正当に評価できません。結構良い出来栄えなのに「最悪の出来だ!」なんて感じることはしょっちゅうです。

 

今回もその自意識過剰症候群が見事に発動しました。

もちろん拙いデッサンということに変わりはないのですが、描いている最中であっても客観的かつ温かい目で自分の作品を観察できるようになりたいと改めて思いましたとさ。

 

 

ではこの辺で

 

 

ちゃんちゃん 

 

「運慶」の最高傑作を描く!人間より人間らしい彫刻の秘密に迫る

運慶展

 

 

昨年秋、東京国立博物館で開催された「運慶展」は入場者数60万人を超える大盛況だった。

僕も行ってきたのだが、それはもう凄まじい長蛇の列で入館までに1時間以上かかった

 

なかでも人気だったのが、運慶晩年の名作「無著菩薩立像・世親菩薩立像」。古代インドの学僧兄弟の像であり鎌倉時代の仏像彫刻の最高傑作だ

 

彫刻なのに人間より全然人間らしい神秘的な空気をまとっていてすっごい感動した

生き写しのようなリアルな表情からは静謐で慈悲深い精神性が滲んでいて、仏道探求への力強い意志も感じられる素晴らしい彫刻だ。大乗の理念をそのまま具現している

 

そして思った

 

描きてぇ!!!!(言葉が乱暴でごめんなさい)

 

2大彫刻の安置場所

 

描く前に気になったのは、普段はどこで見ることができるんだろう?ということだったので軽く調べてみた。

 

この2体の傑作は普段は法相宗の大本山である興福寺の北円堂に安置されている

 

北円堂の本尊・弥勒仏座像の向かって右側に兄の無著が、左側に弟の世親が経ち、それぞれ本尊側の足を一歩前に踏み出した姿である。

 

なんと像の高さは2mちかくある大作だ!

 

弥勒仏座像の両脇に兄弟が立つことで師弟関係を表し、法相宗の教えが誰によって生み出され、どのように成立したのか訪れた人が一目でわかる空間が作り出されている。

 

なるほど、色々工夫されているわけだ。

 

畏れ多くも2体を描いてみた

 

 

無著像

まずはお兄さんの方から。

 

口は少し力を込めたように引き締まり、穏やかではあるものの仏道探究への強靭な意志も感じさせる表情が印象的だ

 

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世親 

 

次に弟さん

眉間に皺を寄せた険しい顔立ちで、穏やかな雰囲気の無著と対照的な表情だ

顔の造作を微妙に造り分けることによって兄との性格の違いを表現しているように思われる

 

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兄弟なので実際はそれほど年齢差は無い。

でも彫刻をみるとかなり歳が離れているように見える。

 

これは年齢差というよりも兄の方が世親よりも授業を積み教学を修めたぶんの貫禄として表情や姿に現されているののだ(という説が説得力あるので僕は信じている)

 

彫刻に命を吹き込む玉眼(ぎょくがん)

 

木造彫刻なのに今にも動き出しそうな気配を感じる大きな理由

それは「」にある

なんと目だけは木ではなく水晶を使っているのだ!

 

堂内に差し込む光を受けて輝いている目を見ると、こちらが考えていることが全て筒抜けになっているんじゃないかと錯覚してしまう。

 

これは目に水晶を削ってはめ込む「玉眼」という独特の技法だ。

運慶オリジナルの技法ではないものの、この玉眼の扱い方は神がかり的に巧みだったという。うーん、納得だ

 

おまけデッサン 

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僕はこの彫刻も凄い好きだったので描いてみた

 

 

インド仏教を代表する学僧 

 

 

インド仏教においてこのご兄弟二人は最重要人物とされている

 

兄の無著が弥勒から教えを授かり、それを世親と共にまとめ上げた

 

その業績の中心が「法=すべての現象・存在」「相=その特質・本質」についての体系化で、これが玄奘三蔵によって中国(唐)に伝えられて「法相宗」となった。その教えが日本に流れてきて興福寺に受け継がれている。

 

 

 

簡単に言うと、法相とは「目の前にあるすべての存在・現象は実在ではなく心が作り出したものに過ぎない」という考え方で、「唯識(ゆいしき)思想」がもとになっている

 

 

(ちなみに、今流行りのヨガも瞑想によって心のありさまを洞察しようとする唯識思想に基づく修業のひとつだったりする)

 

 

 運慶はこうした歴史に敬意を払い理想的な像を作りあげたのだ

 

 

鎌倉時代の彫刻

 

 

運慶が生きた時代はちょうど貴族が隆盛を極めた平安時代から、武家が権力を握る鎌倉時代へと時代が移り変わったころだ。

 

当然仏像も貴族好みの穏やかな作風から武家が好む勇ましくて迫力のある造形が求められるようになった。

 

この激動の時代、彼は奈良・京都を拠点としながらも早い時期から東国武士と関係を持ち彼らの為にも仏像を制作した

 

特に1180年に起こった南都(奈良)焼き討ちの被害は甚大だった

その復興のために運慶は一門総出で仏像の制作に取り組み、その結果新しい時代の仏像彫刻が確立され広まっていったのだった

 

大乗って?

 

 

平安から鎌倉への移行期(源平の戦いあたり)は明日どころか1時間先の自分の命さえ保証されないような厳しい時代だったのだと思う。

 

そんな時人々が欲していたのは、仏教の難しい漢文の教えよりも単純にシンプル化した優しい教えだったのだ。

 

「仏教大乗化」とは難しい教えを優しくして皆に広めていきましょうよっていう運動だったと僕は理解している。

 

苦しんでいる多くの人を救いたい!っていう大乗仏教における慈悲のまなざしがこの運慶の彫刻からはっきりと感じられる。

 

時代の悲壮感を一身に受け止めたこの彫刻を見て、僕は胸を打たれたのだった。

 

 

これまでは西洋の彫刻を描くことが多かったけど、木造彫刻もいいものだな~

 

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いつか彫刻やってみたい。

そのためにはデッサンしっかりできなきゃね。

 

 

ではこの辺で

 

ちゃんちゃん

 

 

 

 

 

 

【酒井駒子さん】繊細な子供を描いた幻想的なイラスト【模写メイキング有】

 

もうちょっと写実的なイラストを探して

 

つい最近イラストにも興味が出てきたのでちょこちょこ描き始めた

今日描くのは3枚目のイラストだ
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使用する画材はコピックと色鉛筆の二刀流(大谷君を意識してます)

色鉛筆は何となく使えるんだけどコピックについては全く未知の画材(未だにコピックについて全く勉強していない)で使い方はよく分からない。

 

インターネットで「コピック イラスト」「コピック 絵」と調べるとアニメっぽいイラストばかりが出てくる。

個人的に、いわゆるオタク文化の「萌キャラ」的な絵には全然関心が無いので参考になりそうなイラストレーターさんを探すのに苦労していた。

 

「 デッサンがしっかりしていてもう少し写実的なイラストを描いている人はいないかなー」 

何度も溜息をもらす

 

そんな時、母から連絡がきた

内容を要約すると、

 

「酒井駒子さん、いいんじゃね??」

 

とのこと。

 

さかいこまこ??初めて聞く名前だ。イラストレーターなのか??

 

早速ググってみると、流石我が母親!

結構僕好みのイラストが検索結果の画面にあふれている。以心伝心っぷりを見事に発揮してくれたのだった

 

油絵の作品が多いのでそっくりそのまま真似するわけにはいかないけど、確かなデッサン力が感じられるし何より酒井さんの描く子供の表情がとても好きだ。

 

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出典:blog.livedoor.jp

 

「こりゃあいい、、、。」

 

そうして僕はイラスト練習の第一歩として酒井さんの作品を参考に進めていくことを決めたのだった

 

酒井駒子さんについて

 

酒井駒子さんの経歴を少しネットで調べさせてもらった

ざっくりまとめてみると・・・

 

・日本の絵本作家(イラストレーターじゃなかったんだ!)。

・1966年のお生まれ。ちょうど僕の親ぐらいの世代だ。

・東京芸術大学美術学部油絵科卒業(すげー)

・和物テキスタイルのデザイナーを経て講談社絵本新人賞で佳作を受賞

・そして1998年『リコちゃんのおうち』で絵本作家としてデビュー

(WIKIPEDIA参照)

 

まとめると言ったわりに全然まとめられていないです(笑)

 

色んなご職業を経験なされているみたいだし、パリへの留学経験もあるという!

しかも外国の本の翻訳もされたりしていて感心してしまう。多才な方なんだな

 

絵本作品では幻想的なイラストで繊細な子供の内面を描いたものが多いらしい(すいません、まだ酒井さんの絵本読んだことありません)

 

前回のイラストの練習も酒井さんのイラストを参考に描かせてもらったんだけど、途中でゴ○ブリ(通称G)と遭遇して大パニックになり、途中で切り上げることになってしまった。せっかくの休日だったのに・・・(涙)
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イラスト開始!

 

今日は仕事終わりの90分ぐらいを使って描いてみよう!

 

題材は体育座りをしている女の子だ!

模写ってわけじゃないけど、モチーフを真似させてもらって着彩の感覚をちょっとずつ掴んでいきたい。

 

ではれっつごー!

 

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まず着彩用に線画を描く

それを写真とっておいたんだけど、事もあろうに誤って削除してしまった(涙)

なので中途半端なスタートになっております

 

ちなみに、顔は全く別人に変えて描いてます

 

例によって、着彩はまずコピックで進めていく。塗る場所は肌と髪の毛からだ

濃い色はまだ怖くて使うことができない(笑)ので、こういう薄い肌色や茶色は重宝している。

 

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次に影の部分をグレーで塗っていく。

こうしてみると大分色にムラがでちゃっているなー。特に肌色が問題だ。

多分塗り方を間違っているんだろうな

 

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「あっ!!」

 

首元に間違って水色を塗ってしまった。

明らかに不自然で、じわじわと後悔が胸に滲んでくる。

 

僕の顔から笑みが消えていく

まだ巻き返せるだろうか・・・

 

よし、この辺から色鉛筆にバトンタッチだ

コピック用の用紙を使っているんだけど、色鉛筆でも描きやすい紙でとても助かってます

 

ちなみに「NEO PICO PAPER PAD」っていうやつです

イラストに慣れてきたら別記事で紹介してみようかな

 

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輪郭をはっきりさせる

 

頬に少しだけピンクを載せたら凄い表情がよくなった!(気がする)

やっぱり顔の血色って大事なんだな

コピックの肌色のムラは色鉛筆でごまかしていく。この工程では「たまご色」と「薄橙色」が大活躍してくれる

 

首は・・・まぁいいか(笑)

 

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さらに血色をよくして肌にも影をいれていく

 

最近、黒で影を塗るのはどうやら良くないということに気付いたので違う色を試してみる。群青色を使ってみたんだけど、ちょっと違ったかもしれない(笑)

 

あ、やばいもうすぐ時間だ

 

油絵っぽく背景も塗ってみたいな

ちょっと塗ってみっか!

 

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んーーー、いらなかったかな(笑)

どうしよう、もうすこし塗ってみるか?? 

 

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ここで終了ーーー!

 

仕上がりはこんな感じ

 

背景いらない感は否めないけど、まぁしばらくは失敗を恐れず試行錯誤を繰り返していこう!女の子の表情は結構うまく行ったと思うのでそこは満足だ。

 

 

酒井駒子さんのイラストでストレスフリーに

 

やっぱり子供とか小動物を描くと癒されるわー

無垢な感じがいいよね。

そういえばデッサンで描いた時もそうだった。残業の疲れも吹っ飛んでしまうのだ

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今回で酒井さんのイラストモチーフを参考に描かせてもらうのは2回目だけど、日ごろのストレスがスーーーーッと消えていくのを感じた。まことにありがたいことだ。

単に無垢なだけでなくて、繊細な子供の心も上手く表現しておられる作家さんなので、真似していくことで今までにない子どもの表現が学べそうだ。

 

 

では今日はこの辺で

 

ちゃんちゃん

 

 

【ベルニーニ】半端ない彫刻をデッサン!超幸せな顔ってどんな顔??

この彫刻半端ないって!

リハビリデッサン

 

つい先日リハビリとして(しばらくデッサンしていなかったので)ミケランジェロの彫刻「ピエタ」を描かせもらった

 

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美の最高峰をデッサンさせて頂く時間はとても豊かで愉しいものでしたー

 

ただ、普通リハビリは1回で終わることはない

もう少しいろいろ好きな作品をデッサンさせて頂き感覚を取り戻していきたいと思う

 

じゃあ、ベルニーニの最高傑作を!

 

そこで今回選んだのが、ベルニーニの彫刻「聖テレジアの法悦」だ!

 

 見てください!これを!!

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 出典:wikipedia

 

凄すぎるだろベルニーニさん!

バロック期ぶっちぎりの最高傑作

 

僕がミケランジェロの「ピエタ」の次に好きな作品だ

 

「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニの為に作られた」

って言う格好良すぎる言葉も残っているぐらいで、まさに時代精神的な活躍をなされた芸術家なのだ。

 

とりあえず僕には嫉妬しかできない

 ちなみにこの人の父は「ティエポロ」って人で、その方もまたすごい芸術家だったりする。

どないやねん・・

 

 

ベルニーニはこの彫刻を1647年から1652年にかけて制作したとのことなので、足掛け5年で完成させたということになる。

 

ローマにあるサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会のコルナロ礼拝堂に設置されていているのだが、なんとこの礼拝堂はベルニーニが設計・内装・デザインすべてを手掛けた建物なのだ。

 

中にある大理石彫刻、壁画、絵画は全てベルニーニ作品というから驚きだ。

途方も無い大天才・・・

 

法悦って?

 

そういや、作品名にある「法悦」って言葉はいまいち馴染みが薄い。

調べてみるとどうやら「脱魂するほどの幸福感」みたいな意味らしい。つまり右側のテレジアさんは今とんでもなく幸せな瞬間を味わっているのだ。

 

つまり超幸せな顔

 

もう彼女の表情を一度みてみよう

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「しーあーわーせーーーーー」って聞こえてくるね(←?)

たしかに、力みが全くなく完全に受動の姿勢だ。「恍惚感(こうこつかん)」ってやつに近いのかな

 

残念ながらそこまでの幸福感を味わったことがまだ無いので、デッサンを通して少しでも追体験できたらいいな、なんて思う。

 

デッサン開始

 

この彫刻作品全体を描くとすごい時間がかかりそうなので(つまり全くブログ更新できなくなるので)今回はこのテレジアさんの超幸せな表情だけを描いてみようと思う

 

制限時間は帰宅後の3時間(21-24時まで!)

それ以上描くと翌日の事務仕事の能率が壊滅的なことになるので勇気をもって切り上げよう

 

では、デッサンスタートだ!

 

①まず大まかに顔の形をとる 

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画用紙に薄く十字の線を引いて、簡単に形をとっていく

 

人物をこの角度から描いたことがあまり無いので、現時点では正直どうなるか全然分からない。この工程で約15~20分かかった。

 

最初の段階程慎重にやらないと後で取り返しのつかないことになってしまう。

 

次は顔のパーツの輪郭をもう少し強調して、プロポーションを確かめてみようか

 

②パーツを描いていく

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おっ、人間の顔が浮き出してきたぞ!

そんなに顔のパーツの位置はずれていないと思うんですが、いかかでしょう

僕の場合目の位置がしっかり決まれば、他のパーツの位置も自然に決まっていくことが多い。 

 

③顔以外の影を薄く描いていく

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顔のパーツ以外も描いていく

仕事終わりの限られた時間なので、正直衣服は適当に流して描いています(笑)

なんせ時間が限られてるんでね

 

ここまで描けたら、一番明るい部分と一番影の濃い部分とを探していこう。

 

※注意

ここから先はデッサンのどこが変わっているのか分かりにくくなっていると思います。

「ウォーリーを探せ」に夢中になったあの日を思い出して、これから載せる画像の微細な変化をお楽しみ下さい。

 

④描き進める

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さぁ、どこが変わったかお分かり頂けただでしょうか(笑)

口の中と鼻にできる影、まぶたの形にすこしずつ手を加えています

 

顔のパーツを濃い色で描いていくのは凄い緊張する作業だ。

 

⑤ 描き進める2

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これはさっきより変化が分かりやすいかな? 

一番濃い影を「6B」の鉛筆で強く塗っていきます

結構立体的になってきたと思う。彫刻にできている小さな傷とかは無視しておこう。

 

だーーー、時間が迫ってきたーーー

 

ハイライトを入れてもう少し立体感を出したいな

 

⑥ タイムアーップ!

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ここで時間切れー

 

練消しを使って光の当たる部分のトーンを明るくしたのと、顔のグレーを全体的に少しだけ濃くしてみました。

 

若干、白目向いて気を失っている女性に見えなくも無いが、それは幸福と紙一重の表情なのかもしれないとポジティブに解釈をすることにしました(笑)

 

正直、もう3時間ぐらい描き足していきたいけどそこはぐっと堪えよう。

 

デッサンを終えて

 

下から見上げた人間の顔を描くのって結構楽しかった。知っているパーツの配列が短縮法の中に納まると普段とだいぶ変わって映るので、無事描き終わると「錯覚に負けなかった!」という達成感がある。

 

素人と言うこともあり、これまでは一つのデッサンに凄い時間をかけて描いてきた。

だから制限時間を設けるのは最初辛かったんだけど、短時間のデッサンになると幹と枝葉を見分けていく必要がでてくるので逆にいい訓練になる。

 

人間の顔

 

今回は「脱魂の表情」もしくは「究極に幸せな顔」という日常では中々お目にかかれないレアな顔を描く機会を得た。

やはり顔には色んな表情が滲んでくるので非常に面白い。心と表情筋は密接につながっているんだなーって思う。

 

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 今度は下から見上げたダヴィデ像の顔なんかも描いてみたいな。

 

その前にイラスト(着彩)も練習せねばだしな

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やること沢山で幸せだぞこの野郎

 

 

 

では今日はこの辺で

 

 

ちゃんちゃん

 

 

【模写の効果】「真似をすること」にはとてつもない可能性がある!

真似るって楽しいね

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模写について

 

「模写」と言えば、他の人が描いた作品を真似することだ

 

ここ3年間地道に描く練習を積み重ねてきたけど、一言確実に言えるのは

 

模写大事!!!

 

ってことだ

 

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自力一本で進んでいくと必ず壁にぶち当たるが、そんな時先人が残した名作をじっくり観察して模写することで、その閉塞感を打開することができる

 

影のつけ方、皮下にある骨格の表現方法、光の波と粒子の描き方(これは主にレンブラント)等々、模写で発見したことは沢山ある。まっっことに有難いことだ

僕が描いてきた模写達

 

過去に載せた作品が多いけど、これまで描いてきた模写の一部をここで載せてみたいと思う。

 

初模写作品

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記念すべき僕の初模写作品

ミケランジェロが描いた「青年の素描」だ

 

人目見て衝撃を受け、衝動的に模写をした。まるで歯が立たなかったので、2年後に再チャレンジしてみたのがこちら

どん

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模写で発見を積み重ねた結果、結構上達できたと思う

 

顔のパーツの位置、頬骨のかすかな出っ張り、斜めから除いた時に見える唇の形、

見れば見るほど解剖学的に正確な肖像だと分かる。

 

観察だけでなく理屈(美術解剖学)も美しいデッサンを描くために必要なんだと彼に教えておもらった。

 

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彫刻のデッサンを模写

 

いい感じに顔面崩壊しているが、先人の実力と自分の実力の距離感が分かるとそれはそれでモチベーションになったりする。

 

彫刻をデッサンするのも大切だと思うけど、その前に平面作品の模写から入った方が導入としては良いと思う。

 

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ミケランジェロの「レダの頭部の習作」の初模写作品。

僕がこの世で一番好きな絵だ。彼の素描は呼吸をしている。

死ぬまで定期的に模写していきたいと思う。

 

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ダヴィンチの絵を模写。憂鬱な表情はどう描けば表現できるか考えながら描いてみる

 

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美術解剖学の教科書を開くと難しい専門用語が並んでいる。正直とっつきにくいけど、こういう絵を模写した上で読んでみると意外とすんなり理解できて驚く。

 

教本を読んでいて「あぁ!あの絵のあの筋肉の事か!」と腑に落ちやすくなるのだ

模写の功徳の一つだと思う

 

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こういうシンプルで選び抜かれた線だけで人の顔を描くのは、模写から入らないとまず無理だ(少なくても僕は)

 

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これはデューラーの作品の模写

彼の観察眼は顕微鏡なみと言っていいほどで、本当に細胞レベルまで描いてたんじゃないかと思うほどだ。

 

デューラーやレンブラントの細かい絵を模写した後に気づくのは、自分の観察眼が細かくなっていることだ。

 

絵だけじゃなくて、会社での上司の表情筋の動きとかにも敏感になってきて(笑)模写の威力に驚いている。

 

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これもデューラーの有名なウサギの作品

「このおっさん、全部の毛を描いてるんじゃないか!?」と疑いたくなる絵だった

クレイジーなまでに細かい観察眼をお持ちの画家・デューラー

模写すると彼から学べることは沢山ある

 

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ダヴィンチが描いた美人の絵

写実的に描きすぎると表現できない極端なハイライトの使い方を学べた絵だと思う

 

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模写の定番「ラオコーン」

とにかく描いていて楽しい彫刻だ

 

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またまたラオコーン(笑)

彫刻家も「一番大切なのはデッサンだ」と言っているので、彫刻作品を模写するのは大切なんだと思う。

平面の紙の中に立体的なイメージをいかに具現するかってことを模写を通して学ぶことが出来る。立体思考ってやつだな

 

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つい最近着彩の練習も始めた!やっぱりこれも模写からのスタードだ

 

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模写はある意味読書に近いと思う。

言語かイメージかの違いで、自分にない物をそこに探すことができる

 

真似することの効果

 

絵に限らず自分より優れいている人の真似をすることの功徳は物凄いものがある。

個人的な経験から絵以外で「真似して良かった」と思えることを振り返ってみると・・・

 

絵以外での「真似の効果」

 

①母言語

当たり前か!(笑)

生まれてから知らない間に習得している母言語。生を受けて一番最初の学習は真似から入ってい。親兄弟の会話を必死に真似することによって知らないうちに身についてるんだけど、考えてみれば凄いことだと思う

 

②スポーツ

バスケに3年程のめりこんだことがある。部活動ではなく、趣味でやっていたのだが僕が採用した練習方法が「形態模写」だ。

 

まずNBA動画を繰り返し見て、目をつぶれば再生できるほどに自分の中に刷り込む。

そして自分のプレーを携帯で撮影し、イメージとのギャップを確かめて修正していくということを繰り返していたら凄い上達した。

 

10年以上クラブ活動でバスケをしていた選抜選手と1 ON 1をして勝てちゃったりしてかなり天狗になっていた(笑)若かった。 

 

③読書

良書といわれる書物を繰り返し読むことで、自分にはなかった考え方を自分に植え付けることが出来る。判断に迷う時、過去の読書から照射して結論を決めることができることがある。

これなんかは先人の貴重な経験を模倣し追体験するようなものだろうと思う。

 

④英語

母言語と重なるかもしれないが、英語学習でもとにかく音読によって真似をした。

好きな演説やドラマのワンシーンなどを何百回もシャドーイング(本人そっくりに真似て発音すること)した結果、事前対策ゼロでTOEIC825点とれたことがある(高校時代の偏差値は40未満です)

自分の不器用さを自覚し、ひたすら真似をした結果だと思う

 

どのくらい真似ればいいのか

 

絵であれ、スポーツであれ、読書であれ何であれ、個人的には「ありありとイメージできる」ってぐらいまで真似をしまくって自己の中に刷り込むと物凄い力になると感じている。

目をつぶれば、立体的なイメージがどんどん広がっていく感覚があると上手くいくことが多い。

分野を問わずいつでも使えるイメージを自分の中に増やしてくのが大切なのかもしれない。

 

第一発見の難しさ

 

「真似ばかりじゃつまらない!もっとクリエイティブなことをしたい!」と思う人も多いと思う。

でも考えてみてほしい。世の中にはすでに発見・発明されているもので満ち満ちている。

 

つまり現代で自分が初めて発明するものっていうのは殆んどないのだ

 

「自分が最初に発見した!」と思い込んでいたものが、既に世の中に存在していることはとても多いのだと思う

 

でも、「現にある物に何かを付け加える」ことは誰にでもできる。そのためにはイメージのストックを増やしていき、自己内部の想像空間を広げていくことが大切だと思う。

 

そうすることで、現にある物を違う角度から見ることが出来る(なぜなら自分の中でイメージを3D再生できるからだ)。そこには異質な発見が待っているに違いない

 

その基本はやはり「真似」につきるのではないか

 

真似すべき対象

 

僕が真似する対象として選んでいる基準は「共感できるもの」というただ1点

言葉を変えると「感動」したものということになるだろうか。

心が動かないと、真似する気が起きてこない

 

感動を与える者と与えられる物は、共感できる部分において同質なので、それは他人の考え(もしくはイメージ)でありながら、自分の中に眠る自分の考えでもある。

 

つまり、共感できるものを沢山見つけて真似していくことによって、自分の事もより深く理解できるようになるということだ。

 

僕の場合、先人の素描の中に自分の理想を垣間見た気がしたのだ

多分みんな内部理想見たいのを持っていて、そこが反応するんだと思う。その反応は決して逃しちゃいけないだろう。

 

僕の場合はまず先人の「デッサン」に大きな感銘を受けた。そして真似ることで力をつけることが出来たと思う。興味のない絵を模写してもここまで続かなかったのは間違いない。

 

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あと1000回ぐらい真似をつづけたら(笑)自分独自の独創的な作品も生み出せるかも、という淡い期待も抱いている。

 

その時に初めて絵やデッサンが趣味の域を超えてくれるんじゃないかな

 

でも、まだしばらくは真似を続けていこう。

それは決して恥ずかしいことじゃないはずだ。

 

 

では、

 

ちゃんちゃん

 

 

 

 

可愛い女の子のイラストメイキング【コピックに慣れてきたが、終盤に事件は起きる!】

かわいいイラストにチャレンジ!

 

こんにちは。

ぺったーとの翔太です

 

今回またイラストにチャレンジしまして、

 

①コピックに少し慣れてきた

②イラスト終盤に予想外の事件が勃発(絶叫)

 

そんな回になりましたんで記事にしようと思います(笑)

 

 

イラストで着彩の練習を

 

最近になってようやくデッサン以外のお絵かきにもチャレンジし始めました

 

 

 

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やっぱり着彩に慣れるには時間がかかりそうだ

デッサン同様、淡々と描き続けるしかあるまい・・・。

 

使う画材は「コピック」「色鉛筆」の併用

仕事終わりにさらっと描くのに適していると思ったので、この2つを軸に着彩の練習を進めていこうと決めたのでした

 

僕の好きなイラストレーターさん

 

正直、これまであまりイラストに関心が無かったので存じ上げているイラストレーターさんの数はまだまだ少ない。

今のところ、

 

酒井駒子さん

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出典:blog.livedoor.jp

 

jessie willcox smith(ジェシー・ウィルコックス・スミス)さん

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このお二人のイラストがとても好きだ。

お二方ともデッサンがしっかりしていて魅力的な子供を描いた作品が多い。

やっぱり僕はデッサン力に惹かれるんだなー

 

(デッサン記事も沢山書いてますので興味があれば是非^^)

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僕もイラストを描くなら子供の絵を描きたいと思っていたので、しばらくはこのお二方の作品を参考にコピックと色鉛筆の練習をさせて頂こう!

 

コピック+色鉛筆でイラストを描いてみよう!

 

今回は酒井駒子さんの作品を参考に描いてみよう

これまでのイラスト練習では制限時間を設けていたけど、今回は三連休でゆとりがあるので(注:僕はサラリーマンです)少し時間をかけてみようかな

 

描くのは「ぬいぐるみを抱きしめた女の子」に決定

目鼻立ちが比較的はっきりしているので外国の子かな?

 

①鉛筆で線画を描く

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色を塗るためにまず大体の形をとる。

自分で塗り絵の線がをつくるイメージ

線画を描くと、デッサンちゃん練習してきて良かったーと思う

 

②コピックでベースになる色を塗る(顔と髪の毛)

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ベースになりそうな色をコピックで塗っていく

未だにコピックの色体系について全く勉強していないので、色んな色を試しに塗ってみる。髪の毛は4色ぐらい試し塗りしています(笑)

 

前回と前々回のイラストの経験上、コピックの下塗りでミスっても色鉛筆である程度挽回が出来るので少し大胆になってきたのかもしれない。

 

ちょっと唇のあたりが失敗しちゃったかなーって焦ったけど、あまりいじらないで、取り敢えずそのままにしておこう。

 

③ コピックでベースの色を塗る(ぬいぐるみと女の子の服)

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ちょっとコピックに慣れてきたかも・・・なんて思っちゃった。

今のところイラストとしては成立している気がするんですがどうでしょう。

 

顔のパーツや髪の毛はこれ以上コピックで描いたら崩れてしまうので、この辺りで色鉛筆にバトンタッチしよう

 

④色鉛筆にバトンタッチ

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目と唇を色鉛筆で手を加えていく

まずは目から

 

目で顔の良し悪しがほぼ決まるので、この瞬間が一番緊張する

ビビりながら、何度も紙から離れて観察して進めていく。

うん。大丈夫

 

唇もなんとか許容範囲に収まってくれた

結構いい表情になってくれたぞ

 

⑤色鉛筆(ぬいぐるみ)

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服とぬいぐるみを色鉛筆で塗っていく

あっ、ぬいぐるみの色が濃くなりすぎて女の子の存在感が薄くなってしまった・・・

少し雑に塗りすぎてしまったか

もう少し女の子が色で負けないように進めて見よう

 

⑥色鉛筆で女の子を再着色

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髪の毛、肌を複数の色鉛筆を使って描き足していく。

「赤紫」と「青」の2色が活躍してくれて結構表情がリアルになってきたと思う

 

あと、すこし練り消しを使ってぬいぐるみの色を落としたりもした

 

ふぅ、一旦休憩だ

 

(この直後、僕は恐怖のどん底に突き落とされることになる)

 

 

イラスト終盤で事件は起きる

 

「ふぅ」と息をついて顔を上げるや否や、僕は無意識に恐怖の悲鳴を上げていた

 

なんと僕の目の前に、でっかい「ゴ●ブリ」が現れたのだ・・・・!!!

 

Gとの初対面。噂で聞いていた通り気持ち悪いにも程がある

お絵描きの幸せの時間から一転、僕は恐怖のどん底に突き落とされた

(北海道出身のため室内で見たことが無かったので本当に死ぬほどビビった)

 

慌てて洗剤(油汚れマジックリン)を手に取り、渾身の力を込め「G」目がけて発射する。

 

するとだ

 

「あっ!!!」

 

手が震えていたため、洗剤ビームが大幅に逸れてしまい描いている途中のイラストに大量にかかってしまった(涙)

 

ゆるさんぞ!「G」!!!(血涙)

 

めげずに洗剤ビームをぶっぱなし、さらにはお湯を沸かし熱湯をかけて動かなくなった「G」にこれでもかというほど洗剤(またかよ)をぶちまけた。

 

気づいたら3時間経っていた

 

 

久々の放心状態である。

 

 

色鉛筆を持つのが怖い・・・

 

イラストの記事なのに関係ない事描いてごめんなさい。

 

本当は描いた当日に記事にしたかったんだけど、あまりの恐怖にしばらく布団の中で独り震えていました。

 

洗剤がついてしまったイラストも多少は手直しできるかな・・・と思ったが、色鉛筆を持つと「G」の記憶が鮮烈にフラッシュバックしてきてとてもじゃないけど続きを描けない。

 

そうか。これがトラウマってやつだな。

 

一日体育座りをして気持ちが落ち着いてきたのでようやく今回の記事を書くことができた次第なのです。

 

本当はもう少し女の子の顔をムラなく塗っていこうと思ったんだけど、それは次回以降のイラストに持ち越すことにしよう。

 

以上、小心者の翔太でした。

 

 

ちゃんちゃん

 

 

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美の最高峰に挑戦!ミケランジェロの最高傑作【ピエタ】を描かせて頂こう

久々のデッサン

 

 

3年近く趣味としてデッサンを続け、400枚ぐらい溜まったころ、

自己満足で描いていてももう意味が無い。発信して色んな人に見てもらおう

と思い2か月前にこのブログを始めた

 

仕事の合間を縫ってブログ運営について勉強し、つい先日これまで描いたデッサンのほとんど全てを公開することができた!

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それなりの達成感がある反面、予想以上にブログの記事作成に時間がかかってしまったため、しばらくデッサンできず欲求不満がたまりつつある今日この頃だった

 

短時間で描ける軽いイラスト的な絵には挑戦したけど、

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 もちろんこんなものでは満足できるはずもない!

 

いい感じに本末転倒なこの状況をそろそろ打破したい

デッサンがしたい。禁断症状で体が痒くなってきた

 

そして僕は決めた。

「何日かブログ更新するのはあきらめて描いてしまおう!」と

 

そして約3か月ぶりにデッサンを再開することにしたのだった

 

ミケランジェロの最高傑作「ピエタ」

 

題材は、ミケランジェロの最高傑作「ピエタ」

 

ミケランジェロの彫刻「ピエタ」

 

この世で一番美しいものは?と質問されたら

僕は迷わず「ミケランジェロのピエタ」と答える。

 

この世のどんな絶景も、この一体の彫刻には敵わない(思いっきり僕の主観です)

 

ピエタとは?

 

ピエタとはイタリア語で「哀れみ」や「慈悲心」を意味する言葉だ。

現代ではイエス・キリストの亡骸を抱いて、その死を嘆き悲しむ聖母マリアの姿が描かれた彫刻を意味する言葉になっている。

「ピエタ」を主題にしている芸術作品には強い悲壮感が漂っている。そりゃ当然だ。目の前で息子が公開処刑されて正気でいられるはずがない。

 

でも、ミケランジェロのそれは全く違う。この彫刻は美しいにも程がある

 

なぜなのか 

 

この「ピエタ」という言葉の語源はラテン語の「ピエタス」と呼ばれる「愛の概念」にあるらしい

 

 ミケランジェロの「ピエタ」には悲壮感が全く感じられない。まるでその後の復活を予期しているような表情だ。

語源的な意味合いの方がこの彫刻にふさわしい気がする。

 

よし、「嘆き」ではなく「慈愛」を理念に彫られたんだ という意識でデッサンさせて頂こう!

 

 

ピエタを描いてみよう

 

今回描くのは左右逆さまのピエタ像です

 

①おおまかに形をとる

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見づらくて申し訳ないです

だいたい最初は、形を取りやすくするために紙に十字の線を引いてから始める

完璧に形をとるっていうよりも、許容範囲に収まれば良し!という感じでどんどん進めていく

 

② 一番影が濃いところを塗っていく

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輪郭線をもう一度描き、次に一番暗いとこと一番明るいところを探す

すこしモチーフが紙の上に浮き出してくる

 

③グレースケール内の中間色を探る

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一番暗いとこと比較して、その他の個所の色のグレースケールを決める。

とりあえず、まずは頭からにしよう

 

これが本当に難しくて(っていうか苦手で)しばらく試行錯誤することになる

 

④時間が飛んじゃった

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あ、やべっ、写真撮るの忘れてた!俺のバカ!
急にデッサンが進んでしまった(この間2時間ほど)

 

2Hの鉛筆を使って、彫刻の流れを意識しながら描いていくと少しだけ大理石の質感が出てきたぞ・・・多分。

 

⑤顔を恐る恐る描いていく

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 顔を描くのめっちゃ緊張する。

 ちょっとでもずれると全然違う顔になってしまうから超慎重に進めていく

 

だ、大丈夫かな?顔も2Hで進めた方がよかったのかな??

 

こんな神々しい彫刻をデッサンのリハビリで描くなんてとんでもなく失礼なことを俺はしているんじゃないか・・・?という一抹の不安もよぎってくる。

 

⑥ギブアップ

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 所々陰影の濃淡が変わっているんですが、違いが分かりますか?(笑)

ここでギブアップ。

まぁ、リハビリだからこんなものかな

 

 

今後のデッサン計画

5日ブログの更新から遠ざかってしまった。

デッサンしつつ、こまめにブログを更新する術を身に着けていにゃなりませんな。

でもやっぱり描いてると細胞が蘇ってくる感覚がある。

次はベルニーニの彫刻も描かせてもらおうかな!

 

では、

 

ちゃんちゃん

 

 

 

 

 

30分でバナナを描いてみた結果・・・!【色鉛筆+コピックのイラスト】

クイックイラストに挑戦

 

前回はじめてコピックと色鉛筆を使ってイラストを描いてみた

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この時は90分に設定して描いたけど、今回は更に短くして30分で描いてみよう!

 

最近クロッキーについても興味が出てきたので、着彩の練習と併せて短時間で的確に描く練習もしていきたいと思う

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クイックイラスト」とでも呼べるんだろうか

30分じゃクイックと呼べないのかな?

 

でも個人的には30分は随分短いから一応クイックイラストと名付けて進めていく(笑)

こういう時は主観を大事にしていこう

 

使用するのは前回同様コピック色鉛筆

ベースの色を大まかにコピックで塗っていき、細かい部分は色鉛筆でちびちび描きたしていくスタイルです

色々試した結果、短時間で納得いく絵を描くために採用した方法です

 

モチーフはバナナに決定

 

前回は可愛い猫と子供のイラストだった

結構描いてて楽しかったけど、今回使えるのはたった30分

 

もうちょっと手軽に描けるモチーフを探していて目に入ってきたのが「バナナ」だ

 

初心者向けの絵の教本ではよく「りんご」とか「バナナ」などの果物をモチーフに採用している。シンプルな形で色彩が綺麗だからかな?

 

僕も着彩初心者なのでバナナは描くのにちょうど良いだろう

 

ではクイックイラストスタート!

 

こちらが今回モデルをしてもらうバナナさん(フィリピン出身)

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ちなみに僕はバナナが大好物

早く描き上げて食べてしまいたい。

 

ある意味僕にとってクイックイラストにピッタリなモチーフなのだ(笑)

 

①鉛筆で形をとる

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なかなか見づらいな・・・

もっと分かりやすく撮影する方法を調べなくては

 

まず鉛筆で形をとる

30分しかないから焦りがちだけど、最初に失敗したら後で取り返しがつかなくなるので慎重に描く

まぁだいたいこんなものかな

 

②コピックでへたの部分を塗る

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【バナナ=黄色】という公式は皆さんご存知

でも、黄色くなる前の未熟なバナナは黄緑っぽい色をしている。その名残がへたの部分に残っているので、まずコピックで薄い緑を入れておく

 

③コピックで全体を塗る

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次に全体を3種類の黄色で塗っていく

 

ちなみにそれぞれ「CANARY YELLOW」,「SILK」,「LIGHT REDDISH YELLOW」って言う色名

 

やっぱりコピック難しい。全然思うように描けないなー

 

④色鉛筆で細かいとこを描く

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色鉛筆にバトンタッチ

 

へたと先っぽの一番濃い部分、茶色い模様、影など、コピックでは描けない(僕の技術ではだけど)細かい部分を色鉛筆で描いていく。

 

やがてはコピックだけでも細かいとこを描けるようになってみたいものだ

 

⑤もうちっと細かいとこを・・・

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さらに細部をかいていく。

 

人によってはどこが変わったのか分からないかもしれない(笑)

30分しかないから急がなきゃいけないけど、どうしても慎重になってしまう

 

暗い部分を何色で描けばいいか考えながら進めていく・・・

 

だーっ、もうすぐ30分たっちまう

 

 

ピピピピピピピピー!!←タイマー音

 

 

終わりだ。やっぱり30分はあっという間だな

 

 

結果やいかに!?

 

じゃん!

 

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あまり変化なし(笑)

一応30分でバナナとして認識できる仕上がりにはなったかな?

 

やっぱりコピックは苦戦する。時間ある時に詳しい使い方を調べなきゃですね。

でも、今回みたいな短時間イラストで沢山使っていけば慣れていけそうだなとも思った

 

あぁ、いろいろ考えて描いたから脳が糖分を欲している

モチーフ食べちゃおう

 

バナナさんありがとう。短い間でしたが充実した時間を過ごせました

 

 

では、いただきます。

 

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ごちそうさまでした!

擬人化して書いてたから少しバナナが気の毒になってしまった(笑)

 

 

さぁ、次回は何を描こうか。アレルギーだけどりんごでも描いてみようかな?

 

15分ぐらいで描くのも面白いかも

 

 

ちゃんちゃん

 

 

 

デッサン記事↓↓ 

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クロッキーを描く本当の意味とは!?【画力向上】

ねぇ、クロッキーにはどんな意味があると思う?

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意外と深い意味がありそうだぞ・・・

クロッキーに興味が湧いてきた

 

僕が美術に興味を持ち始めたのは今から約3年前(24~5歳の頃)

以来、技術の向上を目指して、できるだけ多くデッサンを描いてきた。

社会人になってから始めたので大した量は描けていないが、頑張って時間を捻くり出して続けた結果、それなりに上達してきたように思う。

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また、技術抜きにしても僕はデッサンが好きだ

(理由はこの記事に譲るとして・・・)

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じっくり観察していると今まで見落としていた色んな事が目に入ってきて、自分の中に染み込んでいた種種雑多な先入観が浄化されていく感覚があって清々しい(きよきよしいとは読みません)

それに対し、クロッキーはあまり描いた経験がない。

今言ったように、デッサンを通して長時間観察して色んな視覚情報を発見するのが好きだったからだ。

それとは反対に、クロッキーは余計な情報を省いて短時間で描き上げる練習だ。

デッサンとはベクトルが正反対。デッサンでは膨大な時間がかかるため、「いつかクロッキーもやらなくては・・・」と思いつつも、これまで先延ばししてきてしまった。

ただここに来て、デッサンも400枚ほど描いた当たりで、少し伸び悩みを感じるようになってきた。

なので正反対のベクトルを持つクロッキーを試してみたら、新しい地平が見えてくるのではないかと思い、より興味が湧いてきたきた今日この頃なのです。

いずれにせよ、絵やイラスト上達の為にクロッキーが重要なのは間違いない

 

これまで描いてきたクロッキー作品

 

まず、これまで描いた数少ないクロッキー(スケッチ)を載せてみます

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実家でトイプードルを飼っているので何度かデッサンしようと試みた。

当然だが動くので短時間で描き上げなくてはならない。

じっくり描こうと思ったのが図らずもクロッキーになったのだった

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寝ている時はデッサンのチャンス!と思ったが、どっこい睡眠中もちょいちょい動くから気が抜けない。

あー、かわいい

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一応「待て」と「お座り」は覚えたので、クロッキーするために「待て」を多用してしまった(笑)

★★★★★

待てよ、、、。待てだぞ!

おいっ!待てって!動かないでってば

・・・よーしその調子。いい子だ。今顔描いてるからね、、、

っつ!こら動くなって!

あー線がズレちゃった。ちょっ!じっとしてて!!

あっ!振り向くなって

切ない顔して俺を見るなって!!!

(しばらくこのやり取りリフレイン)

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気の毒な愛犬であった(ごめんね)

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クロッキーの半分以上がトイプードルで埋まってる。

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寝ている人。

意外と醍醐味である「人物」をクロッキーした数が少なくてびっくり。

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形を単純化してとらえて、少し細かい情報を足していくような感覚。

デッサンに比べてクロッキーを描いている絶対数は少ないけど、我が家の愛犬のおかげで少し慣れることが出来たと思う。ありがとう。

 

クロッキーの意味について考えてみる

 

愛犬を描いている時はクロッキーの「意味」や「目的」なんか全く考えずに鉛筆を動かしていた

しかしデッサンに深遠な意味があることと同様、長い歴史の風雪に耐え、重要視され続けてきたクロッキーにも深い意味があるに違いない

素人が考えるクロッキーの特徴

やっぱりデッサンと対比すると考えやすい

ざっくりと特徴を対比してみると、

 

デッサン=広範な視覚情報の獲得・長時間的・具体的

クロッキー=視覚情報の切り捨て・短時間的・抽象的

 

ざっくり過ぎるが、こんな感じになると思う。やっぱり正反対だ

 

デッサンからクロッキーへ?

 

今までデッサンばかりやってきたけど、順序としては悪くないんじゃないか?

デッサンでは、今まで見えてなかった物が沢山みえてくるようになる。飛び込んでくる情報量がかなり豊かになってくるのだ(だからデッサンができる人は、赤ずきんちゃんとばったり会っても、赤い頭巾にだけとらわれることはない)

そう考えるとクロッキーの際、単に「素早くシンプルに描く」だけでは実りは少なくなりそうだ。

そうではなくて「色んなものが見えていて、あえてその中から大事なものだけを選ぶ」

という思考の過程が大事なんだろうと思う。

もちろんデッサンとクロッキーどちらも大切なのは間違いない。

でも、能力的な順序としては「クロッキー⇒デッサン」よりも「デッサン⇒クロッキー」の方が理にかなっているのでは無いか。

 

クロッキーでは「重要な2割」を見抜く

 

経済学では「パレートの法則」という学説を学ぶ。別名「8:2の法則」だ

一言でいえば「全体の中で重要なものは2割しかない」というお話

例えば、ある会社で1000万円の利益が上がっているとするならば、その1000万のうち80パーセント(800万円)までは、社員の内2割の人が稼いでいるという考え方。

つまり、重要な2割を制すれば、全体の8割を制することができるのだ

バスケで有名な「リバウンドを制する者は試合を制す」はパレートの考え方そのものだろう。

「スラムダンク」の湘北高校は、桜木花道がパレートの二割(オフェンスリバウンド)をがっつり抑えたから山王高校に勝利したのだ(笑)(知らない人ごめんなさい)

あ、話が逸れてしまいそうだ、、、

パレートとクロッキー

そうそう、重要な二割と言えばクロッキーにも似たものを感じないだろうか。

つまりクロッキーで僕だちが掴みたいのは、モチーフを制するための2割なんだ

逆に言えば「ここさえ押さえておけば失敗しないポイント」ってことになるだろう。

人物を描く時「その人物を人物たらしめている要素はどこか」という視点で観察するのが恐らくクロッキーの肝に当たる部分な気がしてならない(※注:偉そうに語ってますが、これはど素人の意見です)

クロッキーの対象

デッサンする対象は「形あるモチーフ」から始まり、性格や性質といった「無形のもの」にまで広がっていった(僕の中では、だ)

恐らくクロッキーでも似たようなことが起きてくるんじゃないだろうか。

形あるモチーフの観察と訓練によって得た能力は、やがて形の無い物に対しても作用し始めるはずだ。

クロッキーを重ねることは、観察対象に宿る「大切な核心部分を見抜く目」を養うことにつながると思う(ていうか、だといいなと思う)

やっぱりデッサンと同様、美術のカテゴリに収まりきらない魅力があるように思えてならない。やばいわくわくしてきた

 

クロッキーの理念

 

今日僕が述べたことは「素人が考えた思いっきりの理想論」だけど、物事何でも理念ありきなので事前にこうした事をあれこれ考えるのも無駄ではないと思う。

巷でクロッキーの目的をどのように教えているのかはまだ知らないが、僕は重要な2割を見極めるために、これからクロッキーについて学びを深めていきたい

このおじさんみたく目を凝らせば、きっと見えるんじゃないかな。

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ちゃんちゃん

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