デッサン

【模写の効果】「真似をすること」にはとてつもない可能性がある!

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真似るって楽しいね

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模写について

 

「模写」と言えば、他の人が描いた作品を真似することだ

 

ここ3年間地道に描く練習を積み重ねてきたけど、一言確実に言えるのは

 

模写大事!!!

 

ってことだ

 

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自力一本で進んでいくと必ず壁にぶち当たるが、そんな時先人が残した名作をじっくり観察して模写することで、その閉塞感を打開することができる

 

影のつけ方、皮下にある骨格の表現方法、光の波と粒子の描き方(これは主にレンブラント)等々、模写で発見したことは沢山ある。まっっことに有難いことだ

僕が描いてきた模写達

 

過去に載せた作品が多いけど、これまで描いてきた模写の一部をここで載せてみたいと思う。

 

初模写作品

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記念すべき僕の初模写作品

ミケランジェロが描いた「青年の素描」だ

 

人目見て衝撃を受け、衝動的に模写をした。まるで歯が立たなかったので、2年後に再チャレンジしてみたのがこちら

どん

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模写で発見を積み重ねた結果、結構上達できたと思う

 

顔のパーツの位置、頬骨のかすかな出っ張り、斜めから除いた時に見える唇の形、

見れば見るほど解剖学的に正確な肖像だと分かる。

 

観察だけでなく理屈(美術解剖学)も美しいデッサンを描くために必要なんだと彼に教えておもらった。

 

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彫刻のデッサンを模写

 

いい感じに顔面崩壊しているが、先人の実力と自分の実力の距離感が分かるとそれはそれでモチベーションになったりする。

 

彫刻をデッサンするのも大切だと思うけど、その前に平面作品の模写から入った方が導入としては良いと思う。

 

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ミケランジェロの「レダの頭部の習作」の初模写作品。

僕がこの世で一番好きな絵だ。彼の素描は呼吸をしている。

死ぬまで定期的に模写していきたいと思う。

 

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ダヴィンチの絵を模写。憂鬱な表情はどう描けば表現できるか考えながら描いてみる

 

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美術解剖学の教科書を開くと難しい専門用語が並んでいる。正直とっつきにくいけど、こういう絵を模写した上で読んでみると意外とすんなり理解できて驚く。

 

教本を読んでいて「あぁ!あの絵のあの筋肉の事か!」と腑に落ちやすくなるのだ

模写の功徳の一つだと思う

 

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こういうシンプルで選び抜かれた線だけで人の顔を描くのは、模写から入らないとまず無理だ(少なくても僕は)

 

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これはデューラーの作品の模写

彼の観察眼は顕微鏡なみと言っていいほどで、本当に細胞レベルまで描いてたんじゃないかと思うほどだ。

 

デューラーやレンブラントの細かい絵を模写した後に気づくのは、自分の観察眼が細かくなっていることだ。

 

絵だけじゃなくて、会社での上司の表情筋の動きとかにも敏感になってきて(笑)模写の威力に驚いている。

 

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これもデューラーの有名なウサギの作品

「このおっさん、全部の毛を描いてるんじゃないか!?」と疑いたくなる絵だった

クレイジーなまでに細かい観察眼をお持ちの画家・デューラー

模写すると彼から学べることは沢山ある

 

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ダヴィンチが描いた美人の絵

写実的に描きすぎると表現できない極端なハイライトの使い方を学べた絵だと思う

 

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模写の定番「ラオコーン」

とにかく描いていて楽しい彫刻だ

 

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またまたラオコーン(笑)

彫刻家も「一番大切なのはデッサンだ」と言っているので、彫刻作品を模写するのは大切なんだと思う。

平面の紙の中に立体的なイメージをいかに具現するかってことを模写を通して学ぶことが出来る。立体思考ってやつだな

 

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つい最近着彩の練習も始めた!やっぱりこれも模写からのスタードだ

 

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模写はある意味読書に近いと思う。

言語かイメージかの違いで、自分にない物をそこに探すことができる

 

真似することの効果

 

絵に限らず自分より優れいている人の真似をすることの功徳は物凄いものがある。

個人的な経験から絵以外で「真似して良かった」と思えることを振り返ってみると・・・

 

絵以外での「真似の効果」

 

①母言語

当たり前か!(笑)

生まれてから知らない間に習得している母言語。生を受けて一番最初の学習は真似から入ってい。親兄弟の会話を必死に真似することによって知らないうちに身についてるんだけど、考えてみれば凄いことだと思う

 

②スポーツ

バスケに3年程のめりこんだことがある。部活動ではなく、趣味でやっていたのだが僕が採用した練習方法が「形態模写」だ。

 

まずNBA動画を繰り返し見て、目をつぶれば再生できるほどに自分の中に刷り込む。

そして自分のプレーを携帯で撮影し、イメージとのギャップを確かめて修正していくということを繰り返していたら凄い上達した。

 

10年以上クラブ活動でバスケをしていた選抜選手と1 ON 1をして勝てちゃったりしてかなり天狗になっていた(笑)若かった。 

 

③読書

良書といわれる書物を繰り返し読むことで、自分にはなかった考え方を自分に植え付けることが出来る。判断に迷う時、過去の読書から照射して結論を決めることができることがある。

これなんかは先人の貴重な経験を模倣し追体験するようなものだろうと思う。

 

④英語

母言語と重なるかもしれないが、英語学習でもとにかく音読によって真似をした。

好きな演説やドラマのワンシーンなどを何百回もシャドーイング(本人そっくりに真似て発音すること)した結果、事前対策ゼロでTOEIC825点とれたことがある(高校時代の偏差値は40未満です)

自分の不器用さを自覚し、ひたすら真似をした結果だと思う

 

どのくらい真似ればいいのか

 

絵であれ、スポーツであれ、読書であれ何であれ、個人的には「ありありとイメージできる」ってぐらいまで真似をしまくって自己の中に刷り込むと物凄い力になると感じている。

目をつぶれば、立体的なイメージがどんどん広がっていく感覚があると上手くいくことが多い。

分野を問わずいつでも使えるイメージを自分の中に増やしてくのが大切なのかもしれない。

 

第一発見の難しさ

 

「真似ばかりじゃつまらない!もっとクリエイティブなことをしたい!」と思う人も多いと思う。

でも考えてみてほしい。世の中にはすでに発見・発明されているもので満ち満ちている。

 

つまり現代で自分が初めて発明するものっていうのは殆んどないのだ

 

「自分が最初に発見した!」と思い込んでいたものが、既に世の中に存在していることはとても多いのだと思う

 

でも、「現にある物に何かを付け加える」ことは誰にでもできる。そのためにはイメージのストックを増やしていき、自己内部の想像空間を広げていくことが大切だと思う。

 

そうすることで、現にある物を違う角度から見ることが出来る(なぜなら自分の中でイメージを3D再生できるからだ)。そこには異質な発見が待っているに違いない

 

その基本はやはり「真似」につきるのではないか

 

真似すべき対象

 

僕が真似する対象として選んでいる基準は「共感できるもの」というただ1点

言葉を変えると「感動」したものということになるだろうか。

心が動かないと、真似する気が起きてこない

 

感動を与える者と与えられる物は、共感できる部分において同質なので、それは他人の考え(もしくはイメージ)でありながら、自分の中に眠る自分の考えでもある。

 

つまり、共感できるものを沢山見つけて真似していくことによって、自分の事もより深く理解できるようになるということだ。

 

僕の場合、先人の素描の中に自分の理想を垣間見た気がしたのだ

多分みんな内部理想見たいのを持っていて、そこが反応するんだと思う。その反応は決して逃しちゃいけないだろう。

 

僕の場合はまず先人の「デッサン」に大きな感銘を受けた。そして真似ることで力をつけることが出来たと思う。興味のない絵を模写してもここまで続かなかったのは間違いない。

 

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あと1000回ぐらい真似をつづけたら(笑)自分独自の独創的な作品も生み出せるかも、という淡い期待も抱いている。

 

その時に初めて絵やデッサンが趣味の域を超えてくれるんじゃないかな

 

でも、まだしばらくは真似を続けていこう。

それは決して恥ずかしいことじゃないはずだ。

 

 

では、

 

ちゃんちゃん

 

 

 

 

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